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目次

中国製5.8GHz NTSC TV トランスミッタをアマチュア無線機として保証を受け、総合通信局に開局申請します。

ATV用送信機及び受信機


アマチュア無線機としての開局

TS832は技適無の無線機です。本無線機をアマチュア無線機として使用するには、アマチュア無線機の保証業務を行っている者より保証を受けなければなりません。

私は、TSS株式会社に電子申請にて保証依頼をしました。

また、申請するに当り必要な情報は、Webページ アマチュア無線でRC FPVを楽しむ を参考にさせていただきました。

ここに、JI1BZN局長氏にお礼申し上げます。

私は、以下の通り若干異なった方法で申請しました。

  • 開局済アマチュア無線局への送信機の増設
  • 電子申請
  • 送信周波数の固定措置に接着剤を利用
    TS832はアマチュア無線で許可されている周波数以外の周波数でも電波を発射することが出来るため、無線機の送信周波数に関して容易に変更出来ない様にする措置が求められます。スイッチを取り外したり、アルミ板等で覆う措置でも良いのですが、今回は、より容易である接着剤でスイッチを固めて、送信周波数を容易に変更出来ない様にしました。容易に変更することができないようにする必要はありますが、運用前に申請時の周波数内で変更することは可能です。

保証に必要な書類は以下の通りです。私は、xmlファイル以外全てPDFにし、ZIPで圧縮して TSS に送信しました。

  1. 総合通信局に送信する情報
    1. アマチュア局インターネット申請プログラムより出力される xml ファイル
      1. 送信機系統図(定格出力0.6W) TS-832Kai.xls
  2. TSSより無線機の保証を受ける際に必要な資料
    1. 送信機を構成するデバイスのデータシート
      1. RTC6705-DST-001 … CMOS 5.8GHz Band FM Transmitter RTC6705-DST-001.pdf
      2. HMC406MS8G … GaAs InGaP HBT MMIC POWER AMPLIFIER, 5 - 6 GHz HMC406MS8G.pdf
    2. 送信機の動作説明書と周波数保全の説明書 Hosoku_Shiryou.doc
    3. 容易に送信周波数を変更出来ない様にしたスイッチ等の固定措置状態の写真 Shuhasuu_kotei.xls (※本ファイルは流用不可です)

以上の資料と電子申請ファイルを作成し、2014年12月7日に TSS へ保証依頼を行いました。

2015年1月5日付で保証されました。

管轄の総合通信局に変更申請を行いました。

無線局免許状

無事、無線局免許状が届きました。

無線局免許状 5750MHz が本項で記述した無線機の電波形式と周波数など


補足

市販品のアンテナ・トラッカーに於いて、FPVの音声にGPS情報を音声周波数に変調し、重畳するシステムも有るようです。そのGPSデータを含むFPV送信にアマチュア無線を利用する場合、TSSへ保証願いを出す際にマイク以外の付加装置(GPS情報などを音声に重畳する装置)も含めて保証を受ける必要があると考えます。管轄の総合通信局やTSSに確認を取ってはいないのですが、通常の技適有アマチュア無線機に付加装置(TNC、PCソフトウェア・モデムなども含)を取り付ける場合、符号化形式などを明確にして、TSSの保証を受ける必要があります。

音声を送信する場合は、送信系統図に於いて、マイクや音声入力を追記してください。(TSS保証の際に無変調の音声信号を送信することになってしまってるのに、送信後に気付いたのですが…。保証の際に確認が無かったのはなぜでしょうかね!?)

TS832にはマイクが搭載されていました。局免許を得る前だったので、マイクはないものと思い込んでいました。

電源の注意

無線機の電源は12Vです。私の手持ちのカメラ(録画機能無し)のカメラも12Vです。これを逆につないだり、信号ラインに12V(LiPo 3Sバッテリー)をかけると一瞬で壊れます。要注意です。

TS832 TV送信機

TS832はアマチュア無線機としてATV(FM-TV)運用ができる無線機です。

しかし、TS832の全チャンネルをアマチュア無線局として運用する事は出来ません。

その為、本送信機の送信周波数を固定する措置を施す必要があります。その際、送信機の電源を入れなければいけませんが、TS832は電源投入とともに電波を発射します。免許を受けていない状態での電波発射は違法である可能性が高い為、電波が空間に発射されない様、アンテナ端子にダミーロードを接続するか、電波暗室(シールドルーム又はシールドボックス)での作業が必須となります。

TS832の電源を入れる場合

  • 免許を受ける前や免許を受けた後に電源は入れたいが電波を発射したくない場合はダミーロードを接続してください。
  • 免許を受けた後に実際に電波を発射する際は、 アンテナを必ず接続するようにしてください。
  • アンテナを接続せず送信機の電源を入れると、送信機が故障する可能性があります。

実際の運用

アマチュア無線局ですので、コールサインを映像か音声(従事者免許が3級以上の場合はモールスも可)で入れなければなりません。

まずは、コールサインを記入したボードを撮影した状態で行う予定です。その後、OSDにてコールサインをオーバーレイする計画です。

実際に映像の送受信が必要な場合以外は送信を停止してください。

次の様な場合、直ちに送信を停止できる様にしなければなりません。プロポで送信機の送信の入・切ができる様にするのが望ましいです。

  • 他局に混信を与えている場合
  • 他の同じ周波数を利用する他の無線設備に影響を与えている場合
  • 送信を停止するよう公的な依頼や命令を受けた場合

(電波法やその規則に対し一対一で対応するものではありませんが、このような点を押さえておけば違法となる可能性は低いと考えます)

FPV搭載の模型飛行機を人に貸す場合は、送信機を取り外した方が良いと個人的には思います。

信号ライン

周波数やCHを表示する面を上面にし、接続コネクタを手前に置いた場合。

私が購入したTS832 1.3は、左から

12V_IN GND VIDEO_IN 12V_OUT GND

でした。添付ケーブルも間違いはありませんでした。

製品添付ケーブルに結線ミスをしている商品が出回っているようです。eBayで検索中に注意喚起しているストアがありました。 TS832を購入された方は、取扱説明書と添付ケーブルが一致しているか確認してください。

AUDIO IN は基板裏にひっそりとあります。

後で、写真を追加します。

受信機

受信機の受信信号強度を表示するため、受信機からRSSIを引き出します。

受信機の銀色でシールドされている下の端子、右から4番目がRSSI出力と言われています(海外サイトなどで調べた結果)。

ダイバーシティ受信をする為受信機をもうひとつ買おうと思ったところ、意外にもダイバーシティ受信機FR632が安かった為、これを購入しました。

RS832のRSSIも引き出す予定ですが、まずは引き出した端子の信号をどのように可視化するか検討中です。

FR632 からRSSIを引き出した状態

CCD

録画可能なHD CMOSカメラが多数発売されている中、私はSDのCCDカメラを使う予定です。 CMOSカメラはローリングシャッター歪み(こんにゃく)が発生する事があるので避けました。 しかし、録画するならばHD CMOSカメラで行うと思います。

CCDメーカーによる違い

以下に紹介する写真の左をCCD Aとし、右をCCD Bとします。

双方とも banggood で買いましたが、型番が有って無いような、よく分からない代物です。

購入者レビューの写真や商品紹介の写真をよく見て、判断してください。

CCD A は シャープの CCD DSP である、LR36B15 を採用していました。これは、Banggood の商品説明どおりです。DSP の刻印まで偽造されたら確認のしようがありませんが、CCD DSP チップの型番を信用するなら、間違いなく CCD カメラ と言えます。Banggood での SKU は SKU055753 です。

CCD A はシャープの LR36B15 DSP を採用

CCD Bですが、CMOSカメラであることが判明しました。

Banggood での SKU は SKU141158 です。CCD と思って購入すると痛い目にあいますので、ご注意ください。

CCD B にて FPV のテスト運用を行なったのですが、ローリングシャッター歪み(こんにゃく)が発生しました。CCDカメラではあり得ない現象ですので、蓋を開けて確認したところ、FullhanのFH8510というICが出てきました。これは、CMOSカメラ用ISPです。

CCD B は CMOSカメラだった

写真CCD1:外箱

写真CCD2:外観

外観はとてもよく似ています。似ています。

写真CCD3:接続端子の違い

接続端子の並びが12V_INとVIDEO_OUTがCCD AとCCD Bで逆になります。

添付ケーブルを入れ替えて電源を入れると一瞬で壊れます!

写真の状態で電源を入れると、CCD Aは上下逆、CCD Bは正方向です。

ホワイトバランスの調整は自動ですが、CCD Aは滑らかに変化します。CCD Bは5段階しかないのでは?というような切り替わり方です。

CCD Bに1000TVLというシールが貼ってありますが、販売時のスペックは420TVLでした。中国製のCCDのスペックは信用ならないので、とりあえず映像が確認できればOKという覚悟は必要だと思います。

写真CCD4:取付金具

取付金具は同じものか?と思えるほど似ています。

写真CCD5:添付ケーブルの違い

カメラ側端子はCCD AとCCD Bで異なりましたが、映像出力側はBNCで同じ、DC12V INも多少形状は違いますがソケットの規格は同じです。

写真CCD6:添付品の違い

CCD Aには、DC12V ACアダプターが添付しています。 CCD Bには、カメラ側端子のみ付けてあり逆側を自由に加工できる、加工用ケーブルが添付していました。

外観が似ているので類似品を作るなら、徹底的にコピーしてほしいものです。

どちらが先かわかりませんし、どちらも何か有名なCCDカメラのクローンなのかもしれません。

録画可能なFULL HD CMOSカメラが安価にある中で、CCDが良いという方がどの程度いらっしゃるかわかりませんが、何かの参考になれば幸いです。

失敗談

CCD の電源を間違い破壊

実は、CCD B(ほんとにCCDなのかなぁ…なんか、CMOSのローリングシャッター歪みが出ているような…この件はあとで調査するとして…)カメラのNTSC信号ラインに12Vかけてしまい、一瞬で壊しました。しかも、ものすごい異臭を放ってです。

CCD B は CMOS カメラでした。Banggood は結構大きい通販サイトですが、商品説明が怪しいものもありますし、今回のように誤表記もあります。一応、説明と商品が違う旨、メールで連絡し、対応を待っています。破壊しているので、返品はできないにしても、まだ販売されているので商品説明は改めて欲しいものです。

CCDは私の不注意ですが、改めて eBay で TS-832 を検索し、値段を比べていたのですが、なんと添付ケーブルの電源ラインの +/- が誤って逆接続になっている固体があるようです。eBay での販売者は注意喚起していました。さすがというか、、、、なんというか…。添付ケーブルも信用できません!!

XT-60コネクタは+/-がどうやら規格化されているようですが、Molex等は+/-がメーカーによって逆だったりします。バッテリーつないだ瞬間にボンっといって終了の可能性があります。JSTコネクタはどうなのでしょうか?コネクタにバッテリーを接続する前にプラスとマイナスを確認するのが大変重要です。

さて、CCDを壊したので再発注したのですが、このCCDがまた厄介でした。ある機種は左から 12V_IN/GND/VIDEO_OUT であり、ある機種は VIDEO_OUT/GND/12V_IN でした。しかも添付の電源・信号ケーブルのコネクタ形状はカメラ側、BNC&DCプラグ側双方ともに同じです。形状は同じなのに端子の並びが異なります。CCDカメラとケーブルの組み合わせを間違えると、一瞬で壊れます。カメラ自体に信号ラインをマジックで書く、シールを張り付ける。細かい作業が得意な方はリューターで掘るというのもありかと思います。

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  • はじめまして。不躾な質問で申し訳ありませんが、開局申請に「工事設計書」は不要なのでしょうか。 -- おーきん 2016年6月15日 (水) 23:55 (JST)

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